■観光施設 リニューアルのNYL好調

 伊東市は30日、2018年度夏季観光客数(8月1~15日、推定)を発表した。前年度と比べ、宿泊客数は1%の微増だったが、自動車、電車などでの来遊客数は9%、観光施設等入場者数も7%減少した。市観光課は2泊以上の連泊やファミリー層の増加などを宿泊客増の要因に挙げ、記録的な猛暑と台風13号の影響が来遊客数と観光施設等入場者数の減少につながったとみている。

 宿泊客数は3、4、6、7、10、11、12、13日の8日間で前年度を上回った。最も多かったのは12日の2万1200人(前年度比1%増)、1万9200人の4日は前年度比18%増と増加率が最大だった。同課は直近の予約が好調で、台風の中を帰ることを断念して延泊した人やあえてキャンセル待ちを狙う人がいたことなども増加理由に挙げる。

 来遊客数は、按針祭・海の花火大会が開かれた10日が2万3560人(前年度比増減なし)で最多。一方で、前年度を上回ったのは1、3日の2日間だけだった。日帰り客の減少に加え、前年度実施したディズニー・パレードの反動もあったと分析する。観光施設等入場者数は猛暑と台風の影響が大きかった。ただ、リニューアルしたニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン(NYL)は客足を伸ばし、全体の底上げになったという。

 自動車利用者は真鶴道路と伊豆スカイライン(亀石、冷川、天城高原各料金所)の通行台数、電車利用者はJR伊東線と伊豆急線の市内各駅の降車人数、船舶利用者は初島航路、サンライズマリーナ利用者の合計などから推計した。屋内観光施設は閉館した伊豆ガラスと工芸美術館に代わり、伊豆高原の湯の入場者数を入れた。

 【図表】伊東市の夏季観光客数(8月1~15日)