愛犬とペット同行避難訓練に参加した参加者=宇佐美小

 ■中学生ら炊き出し

 「防災の日」の1日、本年度の「伊東市総合防災訓練」が市立宇佐美小をメイン会場に宇佐美区と合同で開かれた。自主防災会や地区の住民・児童・生徒、消防や警察など約710人が参加し、初のペット同行避難訓練をはじめ、災害対策合同訓練、医療救護訓練、炊き出し訓練などを繰り広げ、大地震発生時の防災体制の再確認を行った。

 訓練は午前9時に相模トラフを震源とする地震が突然発生、市内では震度6弱を観測し、沿岸部に大津波が来襲、市内全域で甚大な被害が発生した想定で実施した。

 初めて実施したペット同行避難訓練は八幡町内会が中心となり、県熱海保健所、市危機対策課とともに行った。県の「避難所のペット飼育管理ガイドライン」に沿って、7世帯と8匹がペットエリアの場所、受け付け手続きを確認した。

 ヨークシャーテリアのくうちゃん(2)と参加した会社員山田紀幸さん(45)は「今後は他の地域からも参加してもらい、繰り返し訓練した方がいい」と語った。

 炊き出し訓練では陸上自衛隊駒門駐屯地の協力を得て、炊事車で炊いたご飯で宇佐美女性の会と市立宇佐美中の生徒ら約60人が600人分のおにぎりを作った。

 生徒は「炊きたてで熱い」「上手にラップを切れない」などと話しながら一生懸命取り組んだ。

 同校校舎が津波避難ビルに指定されたことを受け、避難所設営訓練では地震解錠ボックスの説明を行った。

 あいさつした小野達也市長は「災害はいつ起きるか分からない。町内会や自主防災会の皆さんと力を合わせ、自助・共助・公助を保っていきたい」と呼び掛けた。

 【写説】愛犬とペット同行避難訓練に参加した参加者=伊東市の宇佐美小

 【写説】炊き出し訓練でおにぎりを握る中学生たち=伊東市の宇佐美小