■特別強化委が中間報告

 伊東市議会の土地取得に係る監視機能強化特別委員会(四宮和彦委員長)は9月定例会初日の3日、検査対象とした10件の土地取得の検証結果をまとめた中間報告を発表した。10件中9件で庁内に取得に至るまでの協議記録が存在せず、うち7件は売り主との交渉記録も存在していない、と指摘。「公正性かつ透明性を確保すべき行政事務の一部がブラックボックス化してしまっていたことが問題」と総括した。

 伊東マンダリン岡本ホテル跡地については、取得目的に疑義が残ることから、取得の必要性があったと判断できるものではない。協議記録などの再現を求め、どのような協議がされ、全額起債を伴う土地取得に至ったのかをさらに検証する必要がある、としている。

 特別委は同ホテル跡地購入を巡り、収賄罪で前市長の佃弘巳被告が逮捕、起訴されたことを受けて設置した。