ステージ上でエネルギッシュな舞を披露する出演者=市観光会館

 ■熱海・伊豆総合高生も出演

 「第21回伊東大田楽」(実行委員会主催)が22日夕、伊東市観光会館で開かれた。五色の華やかな装束を身に着けた市民ら約160人が躍動感あふれる舞、演奏を繰り広げ、観客を喜ばせた。

 出演者は練習を重ねた成果を存分に見せ、喜びの踊り「番楽」や激しいリズムに乗せた「兎楽」などを次々と披露した。軽業も盛り込んだ「総田楽」で会場の盛り上がりは最高潮に達した。

 公演前には漫才コンビ「やるせなす」の石井康太さんのトーク、熱海高エイサー部、伊豆総合高郷土芸能部による演奏も行われた。

 大田楽は中世に流行し、その後消えてしまった幻の芸能「田楽」をもとに、狂言師の故野村耕介(五世野村万之丞)が学術研究家や音楽家、舞踊家との協働作業で現代に再生させた。「太平記」や「利家とまつ」「平清盛」など、NHK大河ドラマにも数多く出演している。伊東大田楽は衣装に市の花・ツバキをあしらい、市民参加者が躍りや一輪車で盛り上げる。

 【写説】ステージ上でエネルギッシュな舞を披露する出演者=伊東市観光会館