バショウカジキの頭と尻尾の剥製を紹介する岩井さん=八幡野の「リアル・アート」

■170センチの大物 頭部、尾 あすまで展示

 伊東市八幡野の魚類剥製工房「リアル・アート」代表の岩井正さん(52)がこのほど、バショウカジキの頭部と尾の剥製を完成させた。依頼主は、大阪府寝屋川市の歯科医男性。今年5月に鹿児島県のトカラ列島で釣り上げた体長170センチ、重さ38キロの大物だった。

 身と骨、内臓を取り除いた皮を防腐処理し、発泡ウレタンの型を入れ、着色してからウレタン樹脂を塗って仕上げた。頭部は飾り板に取り付け、尾はトロフィースタイルに仕上げた。特徴的なツノ(上顎)のトロフィーはよくあるが、尾のトロフィーは珍しいという。

 岩井さんは「背びれ、尾びれ、胸びれをきれいに仕上げるところに神経を使った。ツノが切断された状態で送られてきたので、つなぎ合わせるのが大変だった」と振り返った。

 バショウカジキの剥製は26日に依頼主に届ける予定。前日までは工房内に展示してあり、見学もできる。問い合わせは岩井さん〈携帯090(9947)4979〉へ。

 【写説】バショウカジキの頭と尻尾の剥製を紹介する岩井さん=伊東市八幡野の「リアル・アート」