墓地内に倒れた木を撤去する作業員=湯川の松月院

 台風24号の爪痕が伊東市内各所に残っている。2日も造園、石材、林業者が倒木の撤去などの復旧作業に追われている。

 湯川の松月院では20メートル以上の大木を含む、3本の木が墓地内に倒れ、約30基に被害があった。そのうち2、3基は墓石が倒壊した。木は風であおられ、敷地内を流れる川の対岸から倒れ込んだとみられる。木に覆われているため、お墓の持ち主は特定できていないという。

 1日午前8時ごろ、枝が散乱した墓地内を特定代務者の内山雅子さん(75)が見回っていて発見した。当日はクレーン車を使いながら石材、造園業者、檀家(だんか)など10人以上が枝を切って作業した。

 内山さんは「発見した時はまさかと思った。自然災害だけれど、お墓の持ち主に申し訳ない」と目を伏せた。

 【写説】墓地内に倒れた木を撤去する作業員=伊東市湯川の松月院