市道に集まり競り合う各町内の山車=桜木町

 ■岡さんやれ、太鼓演奏競う

 伊東市の湯川、松原、岡、吉田、荻、十足、宇佐美(留田、初津を除く)の各地区で6日、秋祭りが始まり、市街地を祭りムード一色に染めた。各地区には太鼓の音、子どもたちの元気な掛け声が響いた。

 岡地区では同日夜、桜木町の市道桜木1号に町内の山車が集結。太鼓演奏を競う「岡さんやれ」が繰り広げられた。通行止めになった市道の100円ショップ・レモンと武井元たばこ店の間に、近隣を含む9町内の山車が集まった。

 午後5時ごろには各町内の山車が次々に会場に姿を出した。各町の子どもらが「さんやれさんやれ」「わっしょい、わっしょい」と元気な声を張り上げて山車を引いた。威勢の良い太鼓の演奏が景気を付けた。会場では「大抽選会」も行い、子どもたちは大喜びだった。

 7日夜は、市道南口線(通称・イチョウ通り)のJR伊東駅交差点―スクランブル交差点で「伊東温泉さんやれ祭り」(実行委員会主催、伊豆新聞本社など後援)が盛大に催される。

 ■神輿、繁華街錬る 松原・八幡神社湯川・鹿島神社―稚児行列、御船歌も

 松原・八幡神社と湯川・鹿島神社の神輿(みこし)は「お下り」し、繁華街を練った。

 八幡神社の神輿は神職や先供、ほら貝などを手にした子どもたちに導かれて境内を出発。口紙をくわえた若衆らに担がれ参道の階段をゆっくり下ると、猪戸通りやキネマ通りを練り、御仮屋の松原消防会館を目指した。キネマ通りからは、愛らしい稚児行列も合流した。境内やキネマ通りでは御船歌を奉納した。

 本祭(ほんまつり)の7日は両神社とも、伊東オレンジビーチで神輿の海上渡御を行う。鹿島神社が午前9時45分ごろと11時から、八幡神社が午後0時10分ごろから。

 【写説】市道に集まり競り合う各町内の山車=伊東市桜木町

 【写説】威勢良く商店街を練る松原・八幡神社の神輿=伊東市のキネマ通り