民家を回り、神楽を舞う消防団員ら=荻

 ■荻・山神社 神楽で厄払い

 伊東市荻の山神社で6、7日の両日、例大祭が開かれた。消防団員7人が同区内の民家を訪れ、厄払いの神楽を舞った。

 団員は早朝から夕方まで民家を一軒一軒練り歩いた。玄関先や庭で太鼓と笛の演奏に合わせて、「悪魔を祓(はら)って例大祭」の掛け声とともに、獅子舞を披露した。

 ■十足・引手力男神社 三番叟を奉納

 十足の引手力男(ひきたちからお)神社で7日、午前5時からと午後4時から、三番叟(さんばそう)が奉納された。若衆が笛、鼓、太鼓などのお囃子に合わせて舞った。

 同神社に古くから伝わる伝統芸能で、翁を鈴木渡さん、黒尉を長谷川慎也さん、千歳を土屋敬一さんが担当した。快活で流ちょうな舞を、集まった住民たちはじっと見守った。

 十足三番叟保存会の小川秀雄会長は「日の出と日の入りの時刻に合わせて奉納するのが決まり。地区の大切な伝統を、これからも長く伝えていきたい」と話した。

 ■広野・厳島神社 厳かに神事

 広野の厳島神社で7日、秋季例祭の神事が行われた。氏子や町内会役員ら30人ほどが列席した。

 葛見神社の千葉俊和禰宜(ねぎ)が祝詞を奏上。列席者は玉串をささげ、お神酒で乾杯した。氏子総代の代表は「伝統ある神社を、これからもしっかりと護持していきたい」と呼び掛けた。

 同神社の祭神は素戔嗚尊(すさのおのみこと)の娘の須勢利姫命(すせりひめのみこと)。かつては弁財天を祭っていたため、弁天神社の通称で呼ぶ人も多いという。

 例祭は江戸時代から続いているとされ、近年は近隣の町内会が交代で当番を務めている。今年の当番町は広三会町内会だった。

 ■宇佐美 4町内が太鼓獅子舞披露

 宇佐美の郷戸公園で7日、城宿、桑原、阿原田、山田の4町内が集まり、「合同の秋祭り」を開いた。各町内の芸能保存会が太鼓や獅子舞を披露した。

 城宿は太鼓「にくずし」を演奏。山車を動かす時の掛け声として歌うという城宿伝統の「松前木遣」の歌声に合わせて6人の子どもたちが太鼓を迫力いっぱいにたたいた。

 ■吉田・諏訪神社 子どもに引かれ山車、区内巡行

 吉田区の諏訪神社で7日、例祭が開かれた。子どもらに引かれた山車が3時間半ほどかけて区内を巡行した。

 正午に神社を出発した山車は、国道135号を渡り、丸塚公園で休憩。その後、再び国道を渡って神社に戻った。頑張った子どもたちには、お菓子がプレゼントされた。

 境内では夕方から演芸会が開かれた。恒例の福引も行われ、区民らで盛り上がった。

 【写説】民家を回り、神楽を舞う消防団員ら=荻

 【写説】三番叟を奉納する若衆=十足の引手力男神社

 【写説】例大祭の神事を執り行う千葉禰宜=広野の厳島神社

 【写説】太鼓を披露する城宿の住民=宇佐美の郷戸公園

 【写説】「さんやれさんやれ」の掛け声で山車を引く子どもら=吉田