■「住みやすい」は7割超

 伊東市が市民ニーズを把握し、市政に反映させるために実施した本年度の「市民満足度調査」の結果がまとまった。市の町づくりに対しての満足度は安全でおいしい水の安定供給が最も高く、企業誘致などを通じて雇用の創出・確保が最も低かった。今後の市政に望むことは前年度と同様、公共施設の効率的な活用、市の組織のスリム化が上位を占めた。市は結果をホームページに掲載したほか、今後の市政に生かしていく。

 前年度と比べ、まちづくりに関する43項目のうち、26項目が前年度より満足度が向上し、17項目が低下した。道路環境の整備、高齢者福祉の充実は満足度が増したが、市の財政の健全な運営、市からの情報提供は大きく減少した。今後の市政に望むことのうち、公共事業の見直しが前年度の6位から3位、行政情報の積極的な公開が同8位から4位へと上がった。

 公共施設のうち、建て替え、拡張の必要があるのは前年度と上位三つは変わらず、観光会館、図書館、市立養護老人ホームの順だった。住みごこちについては7割以上の人が良いと回答したが、住みにくいと答えた理由の1位は「医療・福祉が充実していない」、2位は「働く場所が少ない」、3位は「買い物などの日常生活が不便」だった。

 調査は18歳以上の市民の中から2千人を層化無作為抽出、郵送で回答を求めた。回答数は816部、回答率は40・8%だった。

 【図表】伊東市の行政運営に今後望むこと