旬の野菜を使い、参加者にプロの技術を手ほどきする山本料理長(右)=八幡野の坐漁荘

 ■三島の生産業者と共同 プロの技手ほどき

 伊東市八幡野・浮山温泉の老舗旅館「アバ・リゾート・イズ・坐漁荘(ざぎょそう)」(橋口渡総支配人)は14日、自社生産の野菜を使い、料理人らと商品開発するフードカルチャー・ルネサンス(三島市、鈴木達也代表)と共同で、料理教室「清坐奏楽(せいざそうらく)」のプレイベントを、同旅館で初開催した。市内外の女性13人が、旬の箱根西麓三島野菜を使ったプロの調理に見入り、料理に舌鼓を打った。

 今年2月に開業50周年を迎えた同旅館が、地元への感謝の意を込め、四季を通じた旬の野菜に触れてもらい、春夏秋冬を慈しむ食文化を伝えようと企画した。

 講師は鈴木代表と、坐漁荘・調理部洋食調理課料理長の山本晋平さんが担当した。鈴木さんは日本の四季の移ろいを表す「二十四節気七十二候」について触れ「これから大寒に向かい根菜の甘みが増す。体の中から温める効果があり、旬の野菜を取ることが体にとってもいいこと」と説明した。

 山本さんは「冬野菜のサラダ・隼人瓜(ハヤトウリ)のソース」、「菊イモの西京焼きとポタージュ」の調理を実演。巧みな包丁さばきを披露し「シンプルな調理でできるレストランに近い料理を、家庭で再現してほしい」と呼び掛けた。

 料理教室は、来年1月23日から11月20日まで全4回を予定。定員20人。参加費は2万4千円(1回に付き6千円)。問い合わせ・予約は坐漁荘〈電0557(53)1170〉へ。

 【写説】旬の野菜を使い、参加者にプロの技術を手ほどきする山本料理長(右)=伊東市八幡野の坐漁荘