乳幼児期に大切なことについて語る小林さん(右)=伊東商業高体育館

 ■乳幼児の甘え “愛の表現”

 県更生保護女性連盟はこのほど、県立伊東商業高の2年生116人を対象にした人権教育講座を開いた。同連盟のメンバーで、県内の高校で長年教員を務めた小林洋子さんが「未来の親に伝えたい・乳幼児期に大切なこと」をテーマに話した。伊東地区更生保護女性会員も参加した。

 小林さんは少子化が進む中、赤ちゃんの子守をする経験がないまま親になる現状を示唆。その上で、生徒たちに思いやりや良心をもった人間に育てるための乳幼児への接し方のポイントを説いた。

 小林さんは「乳幼児期の子どもにとって愛の最も幼い表現が甘えること。この時期の甘えをしっかり受け止めると、良いシナプス(神経細胞間の)回路ができる」と強調。「ちゃんと目を見て、楽しい気分のときの声であやしてほしい」と話した。

 生徒や女性会員たちは小林さんの講話に熱心に聴き入った。

 【写説】乳幼児期に大切なことについて語る小林さん(右)=伊東商業高体育館