熊野町長賞を受賞した力石さんの作品

 ■「人の顔の表現」集大成

 伊東市立門野中3年の力石優和さんは、このほど広島県熊野町で行われた「第86回全国書画展覧会」の絵画部門で特別賞の熊野町長賞を受賞した。特別賞は中学生では9人。力石さんは自分の後ろ姿を描き、鏡に映る自分を描いた。力石さんは「賞をもらうのは初めてで驚いた。うれしかった」と話した。

 「最後の一枚」をテーマにした美術の授業で制作した。4月からの授業8回に加え、自宅に持ち帰り、完成させた。美術部に所属する力石さんは本年度の課題を「人の顔の表現」にし、1年間重点的に取り組んだ。影の付け方や肌の色を工夫し、3年間の集大成として仕上げたという。

 力石さんは「3年間の美術への思いをまとめた。賞をもらえたのは成長した証し」と喜びを語った。

 同展覧会は筆の生産量日本一を誇る「筆の都」熊野町で毎年行われている。絵画部門には約1万4120点寄せられ、中学生からは4490点の応募があった。市内からの入賞者は同校が84人、南中が82人、北中が130人だった。

 【写説】熊野町長賞を受賞した力石さんの作品