■79年以降7件 地震後4カ月余で11件

 伊東市の「ブロック塀等除去、改良事業補助金」の交付申請が、6月の大阪北部地震発生以来急増した。この地震では、倒壊した小学校のブロック塀の下敷きになって通学途中の4年生の女児が亡くなった。市建築住宅課によると、1979年の補助制度制定から昨年まで7件しかなかった申請が、地震発生から10月末までに11件もあった。3日の市議会12月定例会で、鳥居康子氏の一般質問に市が答えた。【2面に一般質問】

 補助制度は78年の宮城県沖地震を受けて策定された。ブロック塀の除去5万円、改良8万円を上限に2分の1を補助する。6月以降の申請の内訳は、除去が4件、改良が7件だった。同課によると県内35市町の同様の補助制度の利用件数の合計も、17年度が348件だったのに対し18年度は10月末現在で1334件と約4倍になった。

 補助限度額を市町別にみると、「除去」では5万円2、6万円1、10万円28、10万円を超える金額4、「改良」がなし6、8万円1、25万円28となっている。限度額を含めた補助制度の見直しに関する鳥居氏の質問に対し、小野達也市長は「利用者の意見を聞き、他市の状況を調査するなどして検討したい」と答えるにとどめた。