過去最高額で競り落とした特大ブリの干物を掲げ喜ぶ熊井さん(右)=松川藤の広場

 ■東京の男性「友人と一緒に食べたい」

 伊東市の大物産市「第25回伊東温泉めちゃくちゃ市」(実行委員会主催)は最終日の27日、松川藤の広場を会場に目玉企画の「めちゃくちゃ大オークション」をはじめ物産販売、干物試食などが行われた。晴天の下、多くの観光客や住民が来場し、買い物や飲食を楽しんだ。オークションでは、記録が残る2008年以降最高落札額となる1万5千円が特大ブリの干物に付いた。

 大オークションは来場者が商品を競り落とす恒例の呼び物で、大いに盛り上がった。参加者は、大きな掛け声で値段を次々に上げた。石川県産のブリ(体長約1メートル)は、第16回(10年開催)に付いたブリの落とし値1万3千円を2千円上回る最高価格で競り落とされた。このほかタルイカ2匹はそれぞれ1万円の値が付いた。

 過去最高額でブリを競り落とした東京都大田区の会社員熊井和彦さん(38)は「初めてオークションに参加した。競り落とせてうれしい。友人たちと一緒に分け合って食べたい」と笑顔で話した。

 ■焼きたて熱々6000食「うまい」 干物試食好評

 伊東ひもの振興会は26、27の両日、伊東温泉めちゃくちゃ市で、干物試食コーナーを開設した。アジ、サバ、エボダイの干物、サンマの丸干しなど2日間で6千食分を大盤振る舞いした。多くの人がしちりんで焼き、焼きたて熱々の干物をおいしそうにほおばった。

 振興会関係者は「今回も、2日間とも大好評だった。『おいしい、おいしい』と、焼き場をなかなか離れない人も多かった」と話した。

 【写説】過去最高額で競り落とした特大ブリの干物を掲げ喜ぶ熊井さん(右)=伊東市の松川藤の広場

 【写説】干物をしちりんで焼く多くの来場者=伊東市の松川藤の広場