包丁と真魚箸でタイをさばく青木さん=伊東温泉観光・文化施設東海館

 県専門調理士連合会・瑞松会(ずいしょうかい、猪爪康之会長)は29日、伊東市東松原町の伊東温泉観光・文化施設東海館で「まな板開き・包丁初め式」を開いた。包丁と真魚箸(まなばし)を使い、タイに手を触れることなくさばく技術を披露。式を通じて全ての食材への感謝と料理人の一年間の無事を祈願した。

 式題は「蓬莱(ほうらい)之鯛」で、刀主をかんぽの宿熱海・青木憲善さんが務めた。介添え役の料理人が交代でまな板や包丁、箸を清める儀式を行った。青木さんが烏帽子(えぼし)に直垂(ひたたれ)姿で登場。厳かな雰囲気の中、巧みにタイをさばいた。来館者は迫力ある技に見入った。

 式は日本伝統の食文化を知ってもらおうと3年前から続けている。

 【写説】包丁と真魚箸でタイをさばく青木さん=伊東市東松原町の東海館