山焼きを待つ“黄金色”の大室山(本社ドローンで山頂から撮影)

 伊東に春の訪れを告げる風物詩「大室山山焼き」(保存会主催)が2月10日に催される。標高580メートルの大室山は国の天然記念物で、世界認定された伊豆半島ジオパークの代表的ジオサイト。700年以上の伝統を持つといわれる山焼きはもともと、カヤの新芽の育成を促進するためだったが、現在は観光イベントとして定着している。

 噴火口を焼く「お鉢焼き」は午前9時半から、式典・神事は第2駐車場で11時から行う。山全体を焼く「全山山焼き」は正午に点火する。

 大室山の山焼きは、壮観な“炎のショー”として市民、観光客に人気が高い。ただ、雪や風、雨などの自然条件が大きく影響し、当初の予定通り開催できたのは過去10年間で3回にとどまっている。昨年は、積雪のため、2週間遅れで開いた。保存会は「安全に計画通りに開催できるよう、好天が続いてほしい」と願っている。

 【写説】山焼きを待つ“黄金色”の大室山(本社ドローンで山頂から撮影)