読経の中、焼香して手を合わせる堀口理事長=馬場町の東林寺

 NPO法人伊東市文化財史蹟保存会(堀口武彦理事長)は3日、平安末期の武将・伊東祐親公の837回忌墓前供養祭を伊東家の菩提(ぼだい)寺、馬場町の東林寺で執り行った。会員ら15人ほどが参列し、伊東市の礎をつくった祐親公をしのんだ。

 本堂で坂野道隆住職が読経する中、参列者が一人一人焼香し、手を合わせた。あいさつで堀口理事長は「伊東の歴史上、これほど市民に愛され、供養祭までされている人物はいない。絶対に忘れることのできない人物であり、伊東の開祖と言ってもおかしくない」と祐親公をたたえた。市民が祐親公銅像の伊東駅前への移転を訴えている現状も説明した。

 伊豆の国市の田中山女塚保存会、稲田弘宣・真珠院住職も参列した。大原にある祐親の墓なども参拝した。

 【写説】読経の中、焼香して手を合わせる堀口理事長=伊東市馬場町の東林寺