■4月1日に県指定へ

 本年度第3回熱海伊東地域医療協議会が7日夜、伊東市役所で開かれ、国際医療福祉大熱海病院の災害拠点病院の指定、熱海市初島の医療提供体制などを協議し、承認した。災害拠点病院については今後、県救急・災害対策医療協議会での同意、第3回県医療審議会の承認を得て、4月1日付で県が指定する予定。

 熱海伊東保健医療圏は現在、伊東市民病院(伊東市)が災害拠点病院の指定を受けている。熱海病院の指定は、県第4次地震被害想定で伊東市内につながる緊急輸送路や熱函道路は発災後数日間は通行不能となり、熱海市域全体が孤立することも想定され、同市内の災害医療体制の強化が必要−などが理由。

 離島振興法に基づくへき地医療対策の対象地域である初島地区の今後の医療提供体制は、週2回の診療体制や特定健診、予防接種などの対応を継続し、医師は同市医師会に加えてNTT東日本伊豆病院(函南町)からも派遣する。初島には同市が初島診療所を設置し、看護師1人が常駐している。斉藤栄・熱海市長は「熱海市医師会とNTT東日本伊豆病院から医師が継続的に派遣されることで、長期の医療体制が確保できる」と礼を述べた。

 終了後に同地域医療構想調整会議が開かれ、病床機能の定量的基準の導入などについて意見を述べ合った。