ひと結びを実践する参加者たち=桜木町の市健康福祉センター

 ■自衛官指導で災害時対応

 障害のある人と家族が所属する伊東市手をつなぐ育成会(山本真由美会長)は10日、桜木町の市健康福祉センターで自衛官らを招き、防災をテーマにした中高生交流会を行った。64人が参加し、自衛官の指導で災害時の対応を学んだ。

 元海上自衛隊特殊部隊の伊藤祐靖さんら7人が講師を務めた。避難所でテント作りなどに役立つ、基本的な「ひと結び」を実践を通して学び、棒に結びつけて練習した。自衛官から教わった中高生が障害者に教える姿も見られ、参加者は苦労しながらも結び方を習得した。三角巾を使った応急処置やけが人発見時の対応方法、ソーラーランタンなど防災装備品の紹介も行った。

 伊東高1年の高橋健陽君は「障害者を支援しながら防災について学べると思い、参加した。けが人を運べれば、救える命も増えると感じた」と話した。山本会長は「何かあった時に役に立つよう開いている。災害のときに生かしてほしい」と呼び掛けた。

 近年の災害で防災意識が高まっていることから実施した。昨年に続き2回目。

 【写説】ひと結びを実践する参加者たち=伊東市桜木町の市健康福祉センター