「宮沢賢治のたからばこ」の制作秘話を語る川村さん=音無町の生涯学習センター中央会館

 ■子どもの孤独に着目 川村さん制作秘話

 伊東おやこ劇場は3月3日午後2時から、伊東市観光会館別館で開く45周年記念例会「宮沢賢治のたからばこ」(伊豆新聞本社など後援)を前に8日、音無町の市生涯学習センター中央会館でイベント「宮沢賢治を伝えたい」を行った。脚本・演出を務める劇団「そらのゆめ」代表の川村ミチルさんが、作品に込めた思いや制作秘話などを語った。

 「宮沢賢治のたからばこ」は少年が宝箱を開け、中に入っていた「注文の多い料理店」「銀河鉄道の夜」といった作品を体験する話。川村さんは中学生の息子の友達との交流を通じ、人間関係に悩む子どもたちの孤独と、生前認められなかった賢治の孤独の共通点に着目して制作した。川村さんは「子どもたちに舞台を通じて、いろんな力を付けてほしいと思った」と語った。その後、作品の内容に触れ「明るい音楽とダンスが多い舞台。賢治の作品を知らなくても気軽に来てほしい」と呼び掛けた。

 一般観劇券は前売り2500円。当日3千円。問い合わせは事務局の辻井さん〈携帯080(3632)8430〉へ。

 【写説】「宮沢賢治のたからばこ」の制作秘話を語る川村さん=伊東市音無町の生涯学習センター中央会館