来場者の人気を集める地魚の即売コーナー=伊東魚市場

 ■定置網直送 アオリイカなど3割引き

 いとう漁協は13日、伊東市新井の伊東魚市場で「水産祭」を開いた。新鮮な地魚や水産加工品、地場産品などを格安で販売し、多くの買い物客でにぎわった。

 直売コーナーには川奈、富戸、赤沢の定置網から直送されたアオリイカ、タチウオ、アジ、サバ、カワハギ、クロダイなどが並んだ。例年人気のブリやワラサが今年は網に入らず出品できなかったが、アオリイカ1匹2千円など多くを、市価の3割引きほどで販売し、朝早くから並んだ多くの来場者を喜ばせた。

 スルメイカ釣りコーナーの水槽には、前夜に一本釣りで捕ったイカを生きたまま放した。子どもも大人も釣りざおを手に真剣な表情で獲物を狙った。釣り上げられたとたんに勢いよく水を吐くイカもいて、水槽の周りに陣取った人たちを慌てさせた。

 ナマコやサザエ、各種干物など伊東ならではの品を販売した。特設ステージで、キヨミジャズダンススクールのダンスや模擬競り市、じゃんけん大会などをにぎやかに繰り広げた。

 同漁協の高田充朗組合長は「日頃の感謝の気持ちを込めたイベント。この機会に伊東の地魚の素晴らしさを多くの人に知ってもらいたい」と話した。

 【写説】来場者の人気を集める地魚の即売コーナー=伊東魚市場