打ち合わせで古地図を並べ按針会メンバーに説明する清水さん(左)=伊東商工会議所

 ■講師に収集家清水さん

 伊東市で日本初の洋式帆船を建造したウィリアム・アダムス(日本名・三浦按針)の顕彰に取り組む伊東按針会(杉本総一郎会長)は5月17日午後2時から、伊東商工会議所で、講演会「世界の古(ふる)地図は語る」(伊豆新聞本社など後援)を開く。古地図収集家で、エネルギー開発・研究を手掛ける清水俊一さん(79)=東京都=が講師を務める。18日、同商議所で打ち合わせが行われた。

 清水さんは東京都出身。大手総合商社での豊富な海外生活で築いたネットワークを生かして、40年以上にわたり、世界の古地図を集め続けている。伊東には2年前、別荘を持ち、冬場の多くを過ごしているという。

 講演では、約400年前、按針が日本に漂着した際、持っていたとされる海図「南洋鍼路図」をはじめ大航海時代(15~16世紀)を中心とした15種類ほどの古地図を解説。世界がどのように日本を見ていたかや、按針や徳川家康との関係などを語る。

 清水さんは「伊東ゆかりの按針と古地図を結び付ける話ができ光栄。按針がどうして日本に来たか、家康の時代を読み解く力の大きさなどに触れたい」と語った。杉本会長は「出身地英国でも按針の功績を見直す動きがある。古地図を通した世界史の中の按針を多くの人に知ってほしい」と期待する。

 入場無料。問い合わせは同会事務局の武智幹夫さん〈携帯080(2644)2505〉へ。

 【写説】打ち合わせで古地図を並べ按針会メンバーに説明する清水さん(左)=伊東商工会議所