■総合教育会議 校舎は南、東が候補

 伊東市総合教育会議が22日、市役所で開かれ、市教育委員会が示した「小・中学校の規模・配置の適正化に向けた基本方針案~子どもたちの将来の利益のために~」について協議した。市教育問題懇話会の答申書を尊重してまとめ、川奈小と南小の2校と東小、西小、旭小の3校を1校に統合する時期、校舎の候補地を新たに盛り込んだ。川奈小と南小の統合は2021年4月をめどに校舎は南小を候補に、東小、西小、旭小は23年4月をめどに統合し、校舎は東小を第1候補とする、としている。

 宇佐美地区(宇佐美小、宇佐美中)、旧市街地地区(北中)、対島地区(八幡野小、富戸小、池小、対島中)についても、今後検討を進めている。大池小、南中、門野中の3校は他地区と比べ少子化の影響が比較的少なく、40年でもクラス替え可能な1学年当たり複数の学級が維持される見込みという。

 市教委は今後、パブリックコメントを実施して市民の意見を募る他、該当する学校の保護者を対象に説明会を開く。出された意見を踏まえ、8月の教育委員会定例会で基本方針を策定、その後、地域協議会をつくり、話し合いを進める。

 同会議は小野達也市長、高橋雄幸教育長、教育委員4人で構成。委員からは、少子化の現状から統合への異論はなく、今から統合する学校同士の交流を−などの意見が出された。高橋教育長は「新しい魅力的な学校をつくるため、地域協議会で課題を出してもらい、進めていきたい」、小野市長も「地域との合意形成が大事。子どもたちに統合して良かったと思ってもらうことが私たちの責任」と話した。