東京の奥座敷と呼ばれた熱海温泉(熱海市)、別府、熱海とともに日本三大温泉郷の一つに数えられる伊東温泉(伊東市)を過ぎ、伊豆高原、赤沢エリアに入ると、打ち寄せる波と伊豆のジオパークを目の当たりにする岩肌の海岸線が続き、大海原には伊豆大島など伊豆諸島を望む、雄大なドライブコースとなっています。
 伊東市と河津桜発祥の地・河津町の間に位置する東伊豆町には、日本三大つるし飾り「雛(ひな)のつるし飾り」が行われる稲取、日本でここでしか会えない動物たちがいる動物園などがあり、河津桜の季節や下田方面への旅のプラスワンとして、ぜひ立ち寄ってほしいオススメスポットが点在しています。

 1958(昭和33)年9月にオープンし、地元にも観光客にも長年愛され続ける熱川バナナワニ園。日本で唯一、ここでしか見ることのできないアマゾンマナティーやニシレッサーパンダは必見で、ゾウガメやフラミンゴなど、かわいい動物たちにも会うことができます。
 世界の貴重なワニ17種類、約120頭を飼育し、ハイビスカスやカトレアなどの熱帯植物が艶やかに咲く温室も備え、完全オリジナル味のバナナソフトクリームも人気です。

 “アニキン”人気ナンバーワンのホワイトタイガーをはじめ、60種・約600頭の動物たちが迎えてくれます。
ふれあいイベントが人気で、サイに直接餌をあげるイベント「サイにさわりなサイ」や、ウサギやモルモットなどと触れ合える広場などがあり、普段は入ることのできないバックヤードガイドツアーを行うなど、イベントが充実。
 園内にはアニマルゾーンだけでなく、大観覧車、スカイジェットが楽しめるプレイゾーン、天然芝パターゴルフやゴルフ練習場などのスポーツゾーンもあり、伊豆七島を眺める丘にある伊豆アニマルキングダムは、大自然を感じながらリラックスして楽しめる、オススメのレジャースポットです。

 古民家を改装した、落ち着きのある佇まいのDJARM12(ジャルーン12)。手入れの行き届いた庭先には、伊豆石を使用した踏み石や、馬車の車輪テーブル、船の錨(いかり)、太古の木の化石もさりげなく置いてあり、オーナーのこだわりが随所に表れています。
 店内には心地良いジャズが流れ、時間を刻んだ格子戸や、火鉢、季節の花々。他にも、銅版の音楽モニュメント、LPレコードを模したメニュー表や、お手洗いにまでセンスを感じさせ、備前の器なども、リーズナブルな価格で販売しています。

 山形県酒田市「傘福」、福岡県柳川市「さげもん」と並ぶ、日本三大つるし飾りです。メ-ン会場の「文化公園雛の館」には、天井高くまで続く雛段と、子や孫の成長と健康を願って作られる、無数のつるし飾りが圧巻です。その一つ一つに愛らしい表情がり、丁寧な細やかさで彩られています。
 つるし飾り発祥の地で知られる稲取は、静岡県「しずおか食セレクション」に選ばれている稲取キンメ(キンメダイ)も有名です。

 伊豆の太陽を浴びた自家製ミカンに、ハチミツがたっぷり入ったウルトラ生ジュース。「1杯飲むと3年長生き!」とうたう人気のジュースを求めて、テレビ取材や芸能人などもたびたび訪れています。
 店内には地場産の土産物や、ご当地キャラクターグッズなどもあり、伊豆オレンヂセンターオリジナルの「踊り子まんじゅう」は、河津桜の花びらにかたどられ、稲取高原産の生卵(鈴木養鶏場)と、北海道産最上級の小豆(羊蹄産・十勝産)を使用している名産品です。

 合掌造りの建物で落ち着きがあり、天気のいい日は、窓際の席から伊豆大島などの眺望も楽しめます。
 東伊豆独特の煮方で仕上げた甘辛な「金目鯛の煮付け定食」がダントツの一番人気。創業当時から変わらないキンメダイのだしを使った、白みそ仕立てのうどん「金目鯛うどん」や、伊豆北産のもち豚と生パン粉を使いボリュームのある「もち豚とんかつ定食」、天城の自然薯(じねんじょ)を使ったみそ仕立ての「とろろ御膳」なども観光客に喜ばれています。

 河津から車で約5分のiZoo(河津町)は、爬虫(はちゅう)類と、両生類、ゾウガメのいる動物園です。初めて発見されてから、まだ100匹も見つかっていないとされる「ミミナシオオトカゲ」を見られるのは世界でイズーのみ。絶滅危惧種に指定されているレッサーアンティルイグアナを日本で見られるのも同園だけと、「イズーに、来なければ見られない」動物がたくさん。
 リクガメ触れ合いコーナーや、エサやり体験、ゾウガメ、ニシキヘビとの記念写真コーナーは、子どもから年配者まで大人気のアクティビティー。レストラン、お土産コーナーも充実しています。(T)