梅まつり開幕を盛り上げた県太鼓祭り=伊豆市の伊豆月ケ瀬梅林

 伊豆市月ケ瀬の伊豆月ケ瀬梅林で19日、梅まつりが開幕した。市、月ケ瀬区、伊豆月ケ瀬梅組合で組織する伊豆月ケ瀬梅の里づくり協議会主催、伊豆日日新聞など後援。初日は県太鼓祭りも同時開催され、開幕を盛り上げた。伊豆の国市の大仁梅林と大仁神社では、「おおひと梅まつり」(実行委員会主催、伊豆日日新聞など後援)が開かれた。

 ■伊豆月ケ瀬梅林で開幕 開花早く四分咲き

 伊豆月ケ瀬梅林は例年よりも開花が早く、全体的に四分咲きでのスタートになった。梅まつりは3月12日まで。

 オープニングセレモニーで土屋優行副知事、野田治久県議らは、同組合が本年度の「豊かなむらづくり全国表彰」で農林水産大臣賞を受けたことを紹介しながら「みなさんの活動が認められてから初のまつり。地区の魅力を感じてもらう場にしてほしい」などとあいさつ。同組合の内田隆幸組合長が高らかに開幕を宣言した。

 太鼓祭りは、地元の天城連峰太鼓でスタート。勇ましい演奏を会場に響かせた。県太鼓祭りは26日、3月5日も午前10時から行われる。

 梅まつり期間中は、スタンプラリーや地元農産物・特産物の販売などを実施。天城シャモ鍋をはじめ地元の味が楽しめる。時間は午前9時~午後3時。梅林管理協力金として、入場時に中学生以上300円、小学生100円を求める。駐車場無料。問い合わせは市観光協会天城支部〈電0558(85)1056〉、伊豆月ケ瀬梅組合〈電0558(85)0480〉へ。

 【写説】梅まつり開幕を盛り上げた県太鼓祭り=伊豆市の伊豆月ケ瀬梅林

 ■大仁梅林・神社は満開 屋台・よさこいなど多彩―伊豆の国

 伊豆の国市の大仁梅林と大仁神社では、紅白の梅が満開となっており、好天に恵まれ多くの行楽客が訪れた。

 大仁神社境内には多くの出店が並んだほか、舞台では民謡や琴、よさこい踊りなど多彩な催しがあった。

 開会式で金子佳史実行委員長は「梅まつりも四半世紀を迎える。今年は開花が早く心配していたが、ちょうど見頃。花見日和なので1日楽しんでください」とあいさつした。訪れた人はゆっくりと梅林内を散策し、暖かな日差しに包まれた小さな花を観賞して回った。梅林をテーマとした写生コンクールもあり、画用紙を手に歩く子どもたちの姿もあった。

 同梅林は傾斜を生かした地形に紅白梅やしだれ梅など約80種、600本が植えられている。

 【写説】紅白の花が見頃を迎えている梅林内=伊豆の国市の大仁梅林

 ■大仁中美術部有志が案内看板30枚 梅林内に設置、感謝状受ける

 「おおひと梅まつり」の会場になった大仁梅林には、市立大仁中美術部が作った木製の案内看板が立てられている。まつりの開会式で、同部に感謝状を贈った。

 看板は有志約20人が、7月から30枚ほど作った。太文字で「大仁梅林」「順路」などと書かれている。文字を浮き彫りにし、黒漆を塗って完成させた。

 感謝状を受けた2年の田中小雪さんは「表彰され、作ったかいがあった。案内に役立ってうれしい」と話した。

 【写説】感謝状を贈られる大仁中美術部の生徒たち=伊豆の国市の大仁神社