イズシカ問屋で加工作業を見学する天城中1年生=伊豆市下船原

 伊豆市立天城中の1年生約40人が1日、下船原の市食肉加工センター「イズシカ問屋」を見学した。鹿肉の加工の工程を見学したほか、焼いた鹿肉を試食。無駄なく命を頂く大切さを学んだ。

 職員が「いつ、どこで、誰が捕ったか分かる肉しか扱っていない。骨が曲がっていたり、内蔵に腫瘍があったりするシカは検品で受け付けない。そのため、市内で年間約2500匹駆除される鹿のうち、ここで扱うのは800匹前後」「内蔵はペットフードや動物園の餌になる」「完全トリミングで筋、薄皮などは取り除く。約40キロの肉から7キロほどしか商品にならない」などと施設について説明した。

 試食は、鉄板で焼いたロース肉を味わった。生徒たちは「全然硬くない。おいしい」などと感想を語った。

 「自然環境を守ろう」をテーマにした総合的な学習の一環。2月27日には市職員を学校に招き、鳥獣被害対策などの講義を受けた。8日には地元猟友会員から話を聴く。

 【写説】イズシカ問屋で加工作業を見学する天城中1年生=伊豆市下船原