難波副知事(左)から表彰を受ける中尾さん=伊豆市の修善寺生きいきプラザ

 ■審査員講評 中尾さんら入賞者表彰

 「伊豆文学フェスティバル」(県、県教育委員会、実行委員会主催)が5日、伊豆市の修善寺生きいきプラザで開かれた。熱海市の中尾千恵子(筆名・ちゑこ)さんが小説・随筆・紀行文部門で最優秀賞を獲得した第20回伊豆文学賞の表彰式と、審査員を務めた作家3人による座談会「伊豆文学塾」を行った。

 小説「熱海残照」で受賞した中尾さんをはじめ同部門4人と、メッセージ部門の6人を表彰。実行委員長を務める難波喬司副知事が、一人ずつ表彰状、副賞を手渡した。

 代表して両部門最優秀受賞者が受賞の言葉を述べた。中尾さんは「障害物競走のように生きた自分と百八十度違う主人公にした。何歳になってもスタートラインに立てるという思いを込めた。受賞して、自分もスタートラインに立てた気がする」と話した。

 審査員の太田治子さん、村松友〓さんが講評を述べた。太田さんは中尾さんの作品について「人生のたそがれを迎えた主人公だが、とても明るい作品に仕上げている」と評価した。

 文学塾は太田さん、村松さん、嵐山光三郎さんが語り合った。

 本年度の伊豆文学賞には合計410編の応募があった。優秀作品集は、中旬から県内書店で販売される。

 【写説】難波副知事(左)から表彰を受ける中尾さん=伊豆市の修善寺生きいきプラザ

 ※〓は示へんに見

【文末編注】〓(fa61)は示ヘンに見