「散ぽ走」の体験に出発する参加者=伊豆市修善寺

 ■市民利用促進へ力

 伊豆市が伊豆箱根鉄道修善寺駅前に開設した電動アシスト自転車の貸出所「いずベロ」は、市民の利用促進を図るため「いずベロ・ファンクラブ」を立ち上げた。メンバーはまだ20人ほどだが、運営する「NPO法人ステキなごえん」の後藤順一理事長は「東京五輪までには300人に増やしたい」と意気込みを語る。

 いずベロは、自転車を活用したまちづくりを目指す同市が開設し、実証実験を行っている。電動アシスト自転車20台を用意し、観光客の周遊や買い物などの市民利用を呼び掛けている。

 ファンクラブは、順調な観光客の利用に対し、市民の利用が少ない現状を受け企画した。散歩感覚で市内を走る「散ぽ走」を提唱。自転車に乗る市民を増やすと共に、走って感じた道路の問題点などを市に提案することも目的に掲げた。

 散ぽ走の体験会を4日に行った。市民4人が同NPOスタッフの先導で、修善寺温泉場や奥の院などを2時間半ほどかけて走った。奥の院周辺の「いろは道」では、自分の名前の文字が刻まれた石碑を探すなど、楽しみながら体験した。参加者は「初めて電動アシスト自転車に乗ったが楽だった」「走りにくい道路が何カ所かあった」などと感想を話した。

 今後もイベントを開き、参加者を増やす予定。問い合わせは同NPO〈電0558(72)0111〉へ。

 【写説】「散ぽ走」の体験に出発する参加者=伊豆市修善寺