■構想の重要性強調

 伊豆市議会3月定例会は9日、一般質問を行った。登壇した7議員のうち5人が、関連を含めて文教ガーデンシティ構想について質問。菊地豊市長、西井伸美教育長は「合併特例債を使うための中学校統合ではない」「伊豆市の子どもたちの将来を考えた上で、統合を推進している」などと述べ、同構想の重要性を強調した。

 山口繁氏、森良雄氏、西島信也氏は、住宅地建設の計画が病院に変更される可能性があることなどに触れ、同構想の見直し、白紙撤回を求めた。

 菊地市長は「文教ガーデンの目的は新市建設。四つの小さな町が集まった状態の市を、人口3万人規模の新市に造り変える。将来のために投資するなら、教育への投資が一番と考えた」と答弁した。

 住宅地部分の変更については「昨年5月、病院側から修善寺駅の近くで移転先を探してほしいと要請があった。病院は必要な機能なので、議会に議論してほしいと思い諮った」などとこれまでの説明を繰り返した。

 現在の修善寺中への中学統合は「お金がかかりすぎる」と答えた。

 星谷和馬氏は、病院に変更した場合の住宅地構想を質問した。菊地市長は「文教の12ヘクタールの中には建設できないが、周辺での住宅整備をしっかりやりたい。市民や議会と一緒に検討したい。そのための都市計画の見直し」と答弁した。

 小長谷朗夫氏は、中伊豆と天城湯ケ島地区でも、土肥地区と同じく小中一貫校が可能かただした。西井教育長は「義務教育学校は、小学校と中学校両方の免許を持っていることが大前提で、開校から当面は良いとなっている。土肥だけなら田方地区内の助けで何とかなるが、全てが義務教育学校では教員が足りない」と答弁した。