被災地の様子を伝える数々の写真=伊豆の国市の中央図書館

 ■防護服作業員や野犬

 伊豆の国市を拠点に活動しているボランティア団体「YAMANEKO楽舎」(市川幸子代表)は17日まで、市立中央図書館で、フォトジャーナリスト森住卓さんによる東日本大震災被災地の写真展を開いている。

 震災後の福島県南相馬市や浪江町、双葉町などの写真18枚を展示。事故後の福島第1原発や防護服を着た作業員、人がいなくなって町中を歩く犬やイノシシの様子が写されている。写真を見た伊東市の男性(61)は「テレビでも野生動物が民家の中まで荒らし、帰りたくても帰れない浪江町の人の様子を見た。(復興の)出口の見えない被災地は一体どうなるのか」と深刻な表情で語った。

 会場では市内の生け花教室「MOA子供山月」の子どもたちが寄せた追悼の花も並んでいる。午前9時~午後5時半(最終日は正午まで)。月曜日休館。

 【写説】被災地の様子を伝える数々の写真=伊豆の国市の中央図書館