トレーの中からホタルの幼虫を探す観光関係者=伊豆市湯ケ島

 ■6月に祭り、水槽でふ化

 6月の「天城ほたる祭り」に向け、伊豆市観光協会天城支部(堀江昭二支部長)は13日、ホタルの幼虫の「洗い出し」と放流を行った。14日まで2日間の作業で、例年並みの約1万匹の放流を見込んでいる。

 同支部は1990年から、ホタルの人工飼育に取り組み、成功した92年から同祭りを開いている。幼虫は出会い橋たもとに建てた「ほたる館」内の水槽で、卵からふ化させ飼育している。

 洗い出しは、3センチほどに育った幼虫を水槽から取り出す作業。同祭り実行委員会(村上昇男委員長)のメンバーら観光関係者約15人が、同館前で作業した。水槽からトレーに小分けし、餌のカワニナや小石が交ざった中から、割り箸で1匹ずつ幼虫を取り出した。幼虫の数も記録した。

 同祭りは6月1~24日に開く。関係者は「幼虫が無事に育つことを願う」と話した。

 【写説】トレーの中からホタルの幼虫を探す観光関係者=伊豆市湯ケ島