道の駅を核にした地域活性化を話し合う委員=伊豆市役所天城湯ケ島支所

 伊豆市が設置した「天城湯ケ島IC(仮称)周辺構想検討協議会」の本年度第3回会合がこのほど、天城湯ケ島支所で開かれた。伊豆縦貫自動車道の一部・天城北道路の2018年度中の全線開通に合わせ、同インターチェンジ(IC)に設置される道の駅を核とした地域活性化を目指す「周辺将来ビジョン」をまとめた。3月中に市長に提出する。

 周辺将来ビジョンは、IC周辺だけににぎわいが生まれるのではなく、周辺地域にも効果が波及し、天城湯ケ島地区の一体性がさらに高まるための方向性をまとめた。道の駅ができる月ケ瀬地区と、湯ケ島小跡地周辺の宿地区の2カ所に地域振興拠点を配置。食文化の発信や野外体験アクティビティの提供、親子の交流など、地域で取り組む活性化プロジェクトも決めた。

 道の駅に求める整備内容としては「地産地消のカフェなどの飲食、地場農水産物の販売機能」「伊豆半島の観光情報発信機能」「狩野川の自然や景観を生かした広場空間、イベントスペース機能」「高規格幹線道路を生かした防災拠点機能」などを盛り込んだ。

 同協議会は国士舘大理工学部の二井昭佳准教授を委員長に、地元区長やJA、観光・商工団体代表者ら23人で構成。国や県、大仁署などがオブザーバーを務めた。本年度は3回の協議会、6回のワーキングを開いたほか、子育て世代へのアンケート調査も行った。

 道の駅は、地域振興施設や広場・水際公園、テラスなどを市が、駐車場やトイレなどを国土交通省が整備する予定。来年度から詳細設計、運営方式の検討・公募・選定、用地買収などに取り組む。

 【写説】道の駅を核にした地域活性化を話し合う委員=伊豆市役所天城湯ケ島支所