警視庁指定化学物質の注文対応について話す署員=伊豆の国市のあやめ会館

 大仁署と三島署は16日夜、伊豆の国市のあやめ会館で田方薬剤師会の会員を対象に、爆発物の原料になり得る化学物質の注文対応に関する講話を開いた。不審な注文に対し、使用目的と身分の確認、落ち着いた対応を呼び掛けた。

 2020年東京五輪・パラリンピックに向けた国際テロ対策の一環。同会定例会に合わせて開き、約30人が参加した。

 署員は硫酸や塩酸、過酸化水素など警視庁指定化学物質11品目を紹介。「いくつか合わせると簡単に爆弾が作れる。ホームセンターやインターネットでも手軽に購入できる」と話した。注文対応例のビデオでは使用目的や身分確認のほか、「目的を聞いたときにはぐらかしたり、店に来たときに目を合わさないのは不審。人相や特徴、車のナンバーを控える」といった説明もあった。

 署員は「テロ事件が世界各地で起きており、日本でも製造事件が数件あった。不審な場合は警察署に連絡してほしい」と協力を求めた。

 【写説】警視庁指定化学物質の注文対応について話す署員=伊豆の国市のあやめ会館