完成した市民交流センター「大仁くぬぎ会館」=伊豆の国市大仁

 ■「生涯学習の拠点に」

 旧県立大仁高校舎の無償貸与を受け、伊豆の国市が改修していた市民交流センターの開所式が1日に開かれた。愛称は公募の中から「大仁くぬぎ会館」に決定。式典やテープカットを行い、開所を祝った。

 2016年4月に閉館した児童館と今年3月に閉館した大仁市民会館の代替施設。生涯学習施設と児童館の機能を併せ持つ。会議室3室はパーテーションで区切られ、最大120人を収容できるほか、パソコン室や談話室などを設けた。施設は校舎(4階建て)1階部分で、改修面積は1447・4平方メートル。茶道部が使っていた作法室(離れ)もある。

 小野登志子市長は「生涯学習の拠点として幼児から高齢者まで幅広く使われ、末永く愛されることを願う」とあいさつ。愛称を考えた守木の内山守さんに感謝状を贈った。内山さんによると、旧大仁高の校歌に「くぬぎ」の言葉が出ていたことや、「大仁」の名称を残したいであろう卒業生たちの思いをくんだという。

 オープニングセレモニーでは市立大仁中吹奏楽部が演奏して盛り上げた。大仁区の内田真也区長は「(校舎が)ほったらかしにされて何ができるのか分からなかったが、地元の人が利用できるものが造られたのはいい。駅にも近いので多くの人に使ってもらい、町ににぎわいができるとうれしい」と話した。

 【写説】完成した市民交流センター「大仁くぬぎ会館」=伊豆の国市大仁