伊豆の国市初の地域おこし協力隊として委嘱を受ける武本さん(右)と井上さん=伊豆の国市役所

 ■「市のいいところ発信」

 伊豆の国市で初となる地域おこし協力隊員2人の委嘱式が3日、あやめ会館で開かれた。2人は観光課や市観光協会を行き来し、観光まちづくり(DMO)などに携わる。

 委嘱されたのは大阪府出身で奈良県田原本町から来た武本奈々さん(23)、東京都出身でさいたま市南区から家族で来た井上民子さん(42)。式は市の新規職員辞令交付などに合わせて行われた。

 武本さんは医療事務の仕事をしてきた。テレビで地域おこし協力隊を知り、インターネットなどで調べて応募したという。「初めて富士山を見た」と語り、「市の良いところを見つけて外部に発信できるといい」と抱負を語った。

 井上さんはイベント制作会社でデザインに携わってきた。夫(37)と息子(2)の3人で、都会だとできない自分らしい生き方を考えたという。「今までの経験を生かし、市が魅力的な場所になるよう盛り上げていきたい」と話した。

 地域おこし協力隊は人口減少や高齢化の進む自治体で地域協力活動に取り組む総務省の制度。任期は最長3年。市は7月にも農業分野で1人の受け入れを予定している。

 【写説】伊豆の国市初の地域おこし協力隊として委嘱を受ける武本さん(右)と井上さん=伊豆の国市役所