関係者が出席して竣工式が開かれたドクターヘリ格納庫=伊豆の国市南江間

 ■SW跡地 運用時間より確保

 伊豆の国市の順天堂大医学部付属静岡病院は6日、南江間のスポーツワールド跡地で、ドクターヘリ格納庫の竣工(しゅんこう)式を開いた。県、中・東部の首長、消防関係者ら約50人が出席し、完成を祝った。同跡地は市有地で、市が無償貸与した。格納庫の使用は13日夕からの予定。

 ドクターヘリはこれまで同病院屋上ヘリポートに止め、台風接近などが予想される場合は、名古屋市にある運航会社の待機所に移動していた。格納庫を使用することで、これまで以上の運用時間の確保や安全整備を図れるという。

 敷地面積約7119平方メートル、待機室などを含む総床面積約437平方メートルで、鉄骨造平屋建て。昨年11月初旬に着工し、3月27日に完成した。格納庫と隣接するヘリポートを合わせた総工費は約1億6200万円で、国、県、東部21市町が費用負担などで協力した。

 日中はこれまで通り同病院屋上で出動待機し、日没後に格納庫へ戻る。ヘリポート着陸後、ヘリの足にタイヤを付けてけん引して格納庫に入れるという。

 式では神事に続き、出席者代表がテープカットした。古奈のホテル・サンバレー富士見に移動して披露パーティーを開いた。

 三橋直樹院長は「国、県、近隣市町の協力で立派な施設ができて感謝している。格納庫の完成で運航回数は増えると思う。今後も病院運営に協力をお願いしたい」とあいさつ。来賓の山口重則県健康福祉部長は「非常に素晴らしい格納庫ができ、県の医療の安全性が増す」、地元の小野登志子市長は「救急救命医療に、より一層貢献することを期待する」と祝辞を述べた。

 【写説】関係者が出席して竣工式が開かれたドクターヘリ格納庫=伊豆の国市南江間