作品「キャロットさんレーズン」を考案した島添さん(左)と店主の杉山さん=伊豆の国市三福

 ■「キャロットさんレーズン」

 1月に伊豆の国市で開かれた「第11回パン祖のパン祭」の全国高校生パンコンテストで大賞を受賞した県立田方農業高3年島添円さんの作品「キャロットさんレーズン」が8日から、同市三福のパン店「ベケライ・ダンケ」で販売される。栄養価が高くて柔らかく、子どもから高齢者まで食べやすい仕上がりになっている。

 コンテスト作品の商品化は恒例となっている。島添さんの作品は箱根西麓三島野菜のニンジンをたっぷり練り込み、レーズンやバジルを加えて風味を増した。市内産全粒小麦が2割ほど混じっている。商品化に当たり、全体の水分量を増やして柔らかさを増した。長さ約18センチ、幅約7センチ。後日、同店が県東部のパン店を対象に、他の入賞作品も含め作り方の講習会を開くという。

 島添さんは「自分が作ったパンが考案したレシピ通り食べてもらえることがうれしい」と喜ぶ。店主の杉山大一さんの焼き上げたパンを手に「イメージ以上のものができた」と満足げだった。

 税込み285円で1日50個限定。問い合わせは同店〈電0558(76)8777〉へ。

 【写説】作品「キャロットさんレーズン」を考案した島添さん(左)と店主の杉山さん=伊豆の国市三福