国際数学オリンピック出場を決めた神田君

 伊豆の国市立韮山南小出身で、愛知県の海陽中等教育学校6年(高校3年に当たる)の神田秀峰君(17)が、7月にブラジルのリオデジャネイロで開かれる「国際数学オリンピック」への出場を決めた。出場するのは神田君を含め全国6人のみ。「金メダルを目指したい」と意気込んでいる。

 少年少女の数学の国際的な祭典。試験は2日間で、両日とも4時間半。各日3問ずつ出題される難問に挑戦する。

 選手選抜を兼ねた国内の予選と本選で、金賞1人、銀賞2人、銅賞2人、成績優秀者15人が選ばれた。神田君は銀賞を受賞。3月に20人で合宿に臨み、日本代表に選ばれた。おととし初めて合宿に参加して以来、初めて。「これまで20人の中に残っていたのに落ちて悔しかったが、勉強し直して夢がかなった。素直にうれしい」と喜ぶ。

 通っている学校は全寮制。中学受験に当たり、遠方に行けて学費が無料の同校を自分で探し出し、合格した。受験勉強を始めた小学5年のころから算数が得意で、同学校1年のころに数学オリンピックに憧れを抱き始めた。3年で初めて合宿に参加し、モチベーションが上がったという。大会は7月17~22日で、試験は18、19日に行われる。

「東大に進み数学者に」

 長期休暇のたびに実家に帰ったり、小学校時代の友人と会ったりしているという神田君は、今後について「進路は東大理1(理科1類)が目標。将来は数学者になりたい」と目を輝かせた。

 【写説】国際数学オリンピック出場を決めた神田君