餅まきを楽しむ市民たち=伊豆の国市中条の真珠院

 源頼朝を慕い、悲恋の最期を遂げた伊東祐親の娘・八重姫を供養する「八重姫まつり」が9日、伊豆の国市中条の真珠院で開かれた。供養祭のほか、縁日や餅まきがあり、盛り上がりを見せた。

 供養祭では「八重姫が入水したとき、せめてはしごがあれば助けることができたのに」との思いから「はしご供養」があり、関係者が冥福を祈った。読経や「八重姫慕情」の献歌も行われた。

 会場には飲食の出店があったほか、供養祭後に餅まきを実施。檀家(だんか)のうち、食事や仕込みなどの役目を担った「年番」の女性らが餅や菓子をまき、家族連れを楽しませた。真珠院書道教室の作品展示もあり、好評だった。

 【写説】餅まきを楽しむ市民たち=伊豆の国市中条の真珠院