屋外広告物の規制について説明を受ける各市町の担当者たち=伊豆の国市の韮山時代劇場

 ■駅周辺など例外も

 良好な景観形成を目指す「伊豆半島景観協議会」のうち、屋外広告物適正化に向けたキックオフ・ミーティングが14日、伊豆の国市の韮山時代劇場で開かれた。県からは、幹線道路沿いを中心とした屋外広告物の規制を強化する案が示された。

 県屋外広告物条例の規制区分は(1)普通規制地域(2)特別規制地域(3)広告整備地区―の順に厳しくなる。(1)は設置に許可が必要な地域。(2)は原則設置してはならず、案内図板や自分の敷地内に掲げる自家広告物のみ許可を受けて設置できる地域。(3)では案内図板や自家広告物の許可基準をさらに厳しく定める。

 伊豆半島の幹線道路沿いは現在、普通規制地域と特別規制地域が混在。案では普通を特別に統一するほか、東京五輪で多くの利用が見込まれる伊豆縦貫自動車道関連地区と、景観が優れている伊豆西南海岸地区を広告整備地区に指定するとした。ただし▽函南町の国道136号の一部▽伊豆市の修善寺駅周辺▽伊東市の伊東駅と宇佐美駅周辺―は例外として普通規制地域にする。いずれも11月をめどに実施予定。

 会議には県職員や、沼津市を含めた伊豆13市町の担当者が出席した。県の景観まちづくり監の伊藤昌弘さんは「伊豆半島は20年の東京五輪・パラリンピック開催や世界ジオパーク認定を目指していることなど、世界から注目を集める大切な時期。今年を“屋外広告物元年”としたい」と述べた。

 【写説】屋外広告物の規制について説明を受ける各市町の担当者たち=伊豆の国市の韮山時代劇場