「好きな食べ物」に1票を投じる子ども=伊豆の国市役所

 伊豆の国市長選・市議選(16日投開票)の期日前投票最終日となった15日、市は選挙啓発の一環として「市こども選挙」を初めて開いた。テーマは「あなたの一番好きな食べ物を一つ選んでください」。“有権者”である園児から小学6年生までが1票を投じた。

 ■好きな食べ物テーマ

 “候補者”は、鶏の唐揚げ、すし、ハンバーグ、カレーライス、ラーメンの5品。本人が字を書けるのが条件で、事前に学校や園にプリントを配布して周知した。

 会場は市長選・市議選の期日前投票所の隣。昼時などは普段と異なり、多くの親子が訪れ和やかな雰囲気だった。北江間から子ども3人を連れてきた小野友紀さんは「親子で一緒に来て、投票を体験できるというのはいいなと思った。子どもたちは学校からお便りがあってから、(どれに投票するか)ずっと悩んでいた」と笑った。

 結果は1週間以内に市ホームページに載せるという。投票した子どもの中から抽選で20人に図書カード500円分が贈られる。市選挙管理委員会書記の原雅之さんは「何人来るか読めなかったが、反応があって驚いた。家庭の中でも将来の有権者への意識付けや、親が選挙に関心を持つ土壌づくりになるといい」と話した。

 【写説】「好きな食べ物」に1票を投じる子ども=伊豆の国市役所