掘削工事を前に安全祈願祭が行われた湯ケ島第3トンネル=伊豆市矢熊

 ■最後のトンネル着工へ 

 伊豆市内で整備が進む伊豆縦貫自動車道の一部「天城北道路」のうち、矢熊地区を通過する「湯ケ島第3トンネル」(仮称)の安全祈願祭が17日、終点側坑口で行われた。同道路に計画しているトンネル4カ所の中で、未完通の最後のトンネル。掘削工事開始を前に、安全と予定通りの完成を祈願した。

 工事受注者の熊谷組名古屋支店が主催し、発注者の国土交通省沼津河川国道事務所や同市、大仁警察署、田方南消防署、地元区長ら約80人が参列した。同事務所の藤井和久所長は「最後のトンネル着工は、2018年度中の天城北道路開通に向け大きな一歩」、同社専務の嘉藤好彦土木事業本部長は「環境にも留意し、無災害で終わりたい」とあいさつ。菊地豊市長は「予定通りの完成を心待ちにしている」と期待を寄せた。

 同トンネルは延長199メートルと短いものの、地表面に近いため地滑りに注意した工事が求められるという。工期は来年3月末まで。

 【写説】掘削工事を前に安全祈願祭が行われた湯ケ島第3トンネル=伊豆市矢熊