幼稚園の親子を対象に見学会を実施する町立図書館=函南町上沢

 ■親子一緒に本読もう

 函南町教育委員会は本年度、新規事業として「幼稚園親子図書館見学会」を実施する。幼児の読書活動と家庭の親子読書の推進を図ることが狙い。町内6園の年長親子約270人を町立図書館に招き、読み聞かせや絵本の貸し出しなどを通じて、図書館の楽しさを伝える。

 同町は「読書のまち かんなみ」を宣言し、読書と子育てを通じた人に優しいまちづくりを進めている。図書館の2016年度利用者は9万6738人(前年比5052人増)。読み聞かせなどの催しを定期的に実施し、年々増加傾向にあるという。

 小中学生を対象にした図書館見学会はこれまでも行ってきたが、幼稚園の親子を対象とした見学会は初めて。遠方の幼稚園はバスで送迎する。

 見学会では、司書による読み聞かせをはじめ、大型絵本や紙芝居の紹介、図書館事業の案内などに続き、親子で選んでもらった絵本を貸し出す。実施日は5月10日から6月21日にかけ、6園を対象に全7回の予定。

 担当者は「幼児は1人で来ることができないので父母の理解が大切。図書館が楽しい施設だということを親子で知ってもらい、今後の利用につなげていきたい」と話した。

 【写説】幼稚園の親子を対象に見学会を実施する町立図書館=函南町上沢