小野市長(左)に表彰状を披露する相馬校長(中央)と仁科さん=伊豆の国市役所

 伊豆の国市立大仁中(相馬美樹子校長)は、本年度の「子どもの読書活動優秀実践校」として、文部科学大臣表彰を県内中学校で唯一受賞した。図書室を「読書センター・学習センター・情報センター」と位置付け、資料選択や情報収集など授業で積極的に活用していることなどが評価された。

 相馬校長と学校司書の仁科富美子さんが27日、市役所を訪れ、小野登志子市長に受賞を報告した。相馬校長は「中学時代に良い本と出合うことで豊かな想像力が養われる。生涯学習の基盤として広げていきたい」と述べた。市が全小中学校に専任の司書を配置していることにも感謝した。小野市長は「みなさんの努力のたまもの」と祝福した。

 同校は司書と司書教諭、教科担当が連携し、「主体的・対話的で深い学び」のために図書室を活用している。図書委員会活動の活性化、地域ボランティアによる読み聞かせ継続なども土台になっているという。校舎建て替えの際には地域の声を反映し、図書室を富士山や城山が望めるガラス張りの設計にした。仁科さんは「引き続き尽力したい」と語った。

 読書推進のため2002年度から行っている表彰。本年度は全国の小学校72校、中学校30校など計134校が表彰を受けた。

 【写説】小野市長(左)に表彰状を披露する相馬校長(中央)と仁科さん=伊豆の国市役所