伊豆地区のジオや観光、交通の情報を案内する道の駅=函南町塚本

 ■初年度、69万人利用見込む

 伊豆地区8番目の道の駅・伊豆ゲートウエイ函南が1日、函南町塚本の国道136号バイパスにオープンする。企画から施工、運営まで1グループが関わる国内初の道の駅。初年度は約69万人の利用を見込む伊豆地区玄関口に“情報発信拠点”が開駅する。

 同施設は延べ床面積1851平方メートルの木造一部鉄骨の2階建て。イベント広場を囲むようにコンシェルジュが常駐する情報案内(交通、観光、伊豆ジオ)、物産販売(町内外の名産品、野菜)、飲食3店(カフェ、和・洋レストラン)、コンビニエンスストアなどを設けた。普通車132台、大型バス12台の駐車場とバイク、自転車の駐輪場を整備した。

 駐車場は防災機能を持たせ、ヘリコプターの発着場として利用できる。東京五輪を視野に自転車68台の駐輪場を設置した。バイパスを挟んで国土交通省が整備中の川の駅とを結ぶ展望歩道橋からは富士山を正面に仰ぐことができる。

 川の駅にはカヌーで乗降できる護岸や水防多目的施設、ドッグランや芝生広場、駐車場などを計画。道の駅との相乗効果を狙う。

 道の駅は町と加和太建設(三島市)が代表企業を務める特別目的会社「いずもんかんなみパートナーズ」が官民連携のPFI事業を締結して整備した。同社が施工、運営し町に収益の一部を還元する。期間は2032年4月まで15年間。町は初年度、2300万円の還元を試算している。

 プレオープンの30日、森延彦町長は「町ではなく伊豆の玄関口を演出したい。施設が弾みになって伊豆地区全体の活性化を図る広域連携の拠点になってほしい」と期待した。この日は地元地区の住民らが施設を見学した。

 同施設は開駅に合わせ7日まで多彩なイベントを開催。1日は美しい伊豆創造センターが伊豆地区のご当地グルメを集めた「食の祭典」や河川実験のジオリア出前講座(2日まで)を開く。この他、期間中に各種ライブや体験コーナーなどを予定している。問い合わせは同施設〈電055(979)1112〉へ。

 【写説】伊豆地区のジオや観光、交通の情報を案内する道の駅=函南町塚本

 【写説】オープン前に道の駅を見学する地元地区の住民=函南町塚本