プリントアウトした「マンスリー・イングリッシュ」を手にする佐野さん

 駿東伊豆消防本部は、管轄区域の伊豆市で2020年東京五輪・パラリンピックの自転車競技が行われることを見据え、職員の英語力向上に向けた取り組みを始めた。実際の活動で使用が見込まれる簡単な英文を紹介する「マンスリー・イングリッシュ」を毎月1回発行。同本部の掲示板に掲載し、パソコン上で全職員が学べるようにした。

 自転車競技は欧米諸国で人気が高く、五輪を契機に多くの外国人が県東部を訪れることが見込まれることから始めた。英語に対する苦手意識を取り除き、外国人に対応できる職員育成を目指す。

 マンスリー・イングリッシュは、個人的に英語を習っている総務課企画財務係主査の佐野由生子さんが担当する。3月は手助けを申し出る際の表現「メイ・アイ・ヘルプ・ユー」、4月はもっとゆっくり話すように頼む「キャン・ユー・スピーク・モア・スローリー」を紹介した。

 英文の使用例も掲載した。「伊豆高原へはどう行けば良いですか」など、職員が体験した事例も取り入れ、分かりやすく解説している。

 佐野さんは「おもてなしを語学で上乗せしたい。自分自身の語学力アップも目指す」と話した。

 20年5月まで毎月発行する。同本部はこのほか、職員に対する研修会も計画している。

 【写説】プリントアウトした「マンスリー・イングリッシュ」を手にする佐野さん