捕獲したトビウオを持ち自慢げな野崎さん(右)ら=伊豆市の土肥港

 伊豆市の土肥温泉旅館協同組合は恒例イベント「“海のお宝体験”トビウオすくい」を行っている。3日は浜松市、東京都、埼玉県などから家族連れら60人が参加、水面を泳いだり飛んだりするトビウオを狙い奮闘した。

 トビウオすくいは夜間の沿岸で船上の明かりに集まるトビウオを、たも網ですくって捕獲する伝統漁法。

 午後8時ごろ、4隻に分乗し土肥海岸に隣接するコバルト堤防を出港した。埼玉県鴻巣市の野崎恵さん(37)は友人の長谷川恵子さん(45)、長谷川さんのおい小森谷凌君(10)と参加した。

 土肥沖で“漁”をスタートするとほどなく集魚灯に寄って来たトビウオを、野崎さんがゲット。「やった、捕れた」と喜んだ。その後も参加者はトビウオをすくい、船上は歓声に包まれた。小森谷君も頑張り、5匹をすくった。

 場所を変えながら1時間半、漁を続け帰港した。小森谷君は「見ながら捕るところが楽しい」、長谷川さんは「刺し身とつみれ汁にしたい」と話した。

 7月1日までの毎週金・土曜日に行う。体験料は大人3千円、高校生以下千円。問い合わせは同組合〈電0558(98)0523〉へ。

 【写説】捕獲したトビウオを持ち自慢げな野崎さん(右)ら=伊豆市の土肥港