焼いた肉とワサビの組み合わせを考える委員=伊豆市湯ケ島

 ■特産品で魅力アピール

 伊豆市の天城湯ケ島温泉旅館組合の若手メンバーで構成する事業委員会は、地元特産のワサビを使った新メニューづくりに取り組んでいる。独創的な料理を考案し、加盟施設で提供することにより、地元や伊豆地区の魅力をアピールする狙い。メンバーたちは研究、試食を重ねている。

 修善寺温泉旅館協同組合が新米キャンペーンで提供する「わさび飯」や、河津町の「わさび丼」が人気を集める中、ワサビ生産地区としても何か取り組もうと始めた。純粋なワサビとご飯のセットではなく、インパクトのある新メニューを考案することにした。

 湯ケ島の天城会館屋外で5日に開いた研究会では、肉を使ったメニューを中心に考えた。バーベキュー用こんろで牛、豚、イノシシ、シカの肉を焼き、すり下ろした生ワサビやわさび漬け、ご飯、さまざまな調味料との組み合わせを試した。

 委員たちは「肉と生ワサビが合うのは当たり前。意外性がない」「わさび漬けと肉は難しい」などと感想を述べ合った。わさび漬けとクリームチーズ、市販のスイーツと生ワサビなども試した。

 今後も週1回ほど集まり、伊豆半島の食材を中心に組み合わせを試す考え。委員の宇田裕輔さん(白壁荘)は「天城のワサビを使い、伊豆の味が楽しめるメニューを提案したい」と話した。

 【写説】焼いた肉とワサビの組み合わせを考える委員=伊豆市湯ケ島