■27日まで

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界ジオパーク加盟に向けた伊豆半島ジオパークの現地審査が、25~27日に行われる。ユネスコから派遣された海外審査員2人が、伊豆地域7市町でジオサイト11カ所、ビジターセンター2カ所を含む16カ所を訪れる。伊豆半島ジオパークにとって、2回目の世界認定への挑戦。順調に進めば、来春に認定が決まる。

 現地審査はマレーシアとルーマニアの地質専門家が行う。初日は伊豆市の伊豆半島ジオパークミュージアム「ジオリア」を皮切りに、西伊豆町の堂ケ島や一色枕状溶岩、26日は南伊豆町の子浦、最終日は伊東市の大室山、函南町の丹那断層公園などを巡る。

 伊豆半島ジオパークの世界認定に向けた現地審査は2015年6月、当時の審査機関の世界ジオパークネットワークにより行われ、同年9月に「保留」の判断が下された。世界ジオパークは同年11月にユネスコの正式事業となり、伊豆半島ジオパーク推進協議会は16年11月に再び申請書を提出した。

 同協議会は前回の指摘事項を踏まえ、今回は地質の国際的価値を強調する内容に重点を置いたという。説明者もジオガイドに加え、学術部会委員が当たる。同協議会会長の菊地豊・伊豆市長は「やるべきことはやり尽くした」と語った。

 審査結果は、9月に中国で開かれるユネスコ世界ジオパーク評議会で検討され、「受諾」の勧告が下されれば来春に予定されているユネスコ執行委員会で認定の可否が決まる。