8月1日分室開局を記念し開催された式典=三島市民生涯学習センター

 ■「苦しむ人に勇気を」

 社会福祉法人静岡いのちの電話(中井弘和理事長)は30日、三島市大宮町の市民生涯学習センターで三島分室開局記念式典と講演会を開いた。市内外から約150人が参加。懸案の初の分室を8月1日、同市に開局することで東部地区の活動充実に期待した。

 自殺予防活動をメーンに取り組む同団体は1999年に静岡市で開局して08年に法人化した。電話を通した対話から生きる勇気を持たせるボランティア活動を行っている。

 式典で同団体の大戸宏文事務局長は「東部地区で苦しんでいる人の心に寄り添って生きる勇気を持たせたい」とあいさつ。中井理事長が「いのちの電話のあゆみと役割そして未来」の演題で講演した。

 中井理事長は活動の意義として「いのちの電話の働きは人に知られず生命の危機に瀕する人たちの心に聞き、命の蘇生を祈る点にある」と話した。

 同団体は開局により自弁で通う東部地区の相談員の利便性や新たな相談員増などに期待している。相談は正午~午後9時に同団体〈電054(272)4343〉へ。

 【写説】8月1日分室開局を記念し開催された式典=三島市民生涯学習センター